■実証実験−1 |
|
|
|
■実証実験−2 |
|
実験−2は、摩擦境界面回転速度12rpm、制動トルク10.0Nmに於ける連続30分間のディスクの温度上昇と総合的な熱的性質に関する現象を実験したデータである。3時間後58℃で発熱=放熱で一定値を示し、以降の上昇は止まった。
|
ページのトップに戻る↑ |
|
■実証実験−3 |
|
実験−30のデータは、摩擦境界面回転速度をRRDB型12rpm、従来型115rpmに設定して温度上昇を調べた結果、温度が回転数に比例した数値を示した。
|
ページのトップに戻る↑ |
|
■実証実験−4 |
|
表−1 上昇温度(回転数1/2) |
相対回転数 |
RRDB |
従来型 |
比率(RRDB/従来型) |
3rpm-6rpm |
0.31 |
0.67 |
46.3% |
6rpm-12rpm |
0.67 |
1.44 |
46.5% |
12rpm-24rpm |
1.44 |
2.99 |
48.2% |
|
表−1は。仮説−1,2に基づいて摩擦境界面の相対回転速度をRRDB型は従来型より小さくして実験を行っている。
3パターンとも仮説のとおり温度上昇は回転数に比例した数値を示している。
尚、外気温が5℃であり、自然な放熱の関係及び熱量と比熱の関係、など総合的な熱的性質を加味する必要がある。
|
|
ページのトップに戻る↑ |
|
■実証実験−5 |
|
表−2は。仮説−1,2に基づいて摩擦境界面の相対回転速度変化させたときのディスクの温度変化を実験した結果である。
この実験結果から仮説のとおり温度上昇は回転数に比例した数値を示している。
尚、外気温が5℃であり、自然な放熱の関係及び熱量と比熱の関係、など総合的な熱的性質を加味する必要がある。
|
ページのトップに戻る↑ |
|
■実証実験−6 |
|
表−3 上昇温度比率(回転数1/3) |
相対回転数 |
RRDB |
従来型 |
比率(RRDB/従来型) |
3rpm-9rpm |
0.31 |
1.02 |
30.4% |
6rpm-18rpm |
0.67 |
2.13
|
31.5% |
|
表−3は。仮説−1,2に基づいて摩擦境界面の相対回転速度をRRDB型は従来型より小さくして実験を行っている。この実験では回転差を1対3の比率で3倍で比較した。
2パターンとも仮説のとおり温度上昇は回転数に比例した数値を示している。
尚、外気温が5℃であり、自然な放熱の関係及び熱量と比熱の関係、など総合的な熱的性質を加味する必要がある。
|
|
ページのトップに戻る↑ |
|
■実証実験−7
|
表−1 連続1000時間ブレーキの実証実験データ |
試験項目 |
初期値 |
1時間後 |
2時間後 |
3時間後 |
負荷トルク:Nm |
13.00 |
13.00 |
13.00 |
13.00 |
駆動軸回転数:rpm |
100.00 |
100.00 |
100.00 |
100.00 |
低速ディスク:rpm |
102.20 |
102.20 |
102.20 |
102.20 |
高速ディスク:rpm |
127.50 |
127.50 |
127.50 |
127.50 |
自由回転ディスク:rpm |
12.65 |
12.65 |
12.65 |
12.65 |
ディスクの温度変化:℃ |
22.00 |
56.70 |
57.70 |
58.00 |
ディスクの摩耗量:mm |
0.00 |
・・・ |
・・・ |
・・・ |
試験項目 |
24時間後 |
500時間後 |
1000時間後 |
負荷トルク:Nm |
13.00 |
13.00 |
13.00 |
駆動軸回転数:rpm |
100.00 |
100.00 |
100.00 |
低速ディスク:rpm |
102.20 |
102.20 |
102.20 |
高速ディスク:rpm |
127.50 |
127.50 |
127.50 |
自由回転ディスク:rpm |
12.65 |
12.65 |
12.65 |
ディスクの温度変化:℃ |
58.00 |
58.00 |
58.00 |
ディスクの摩耗量:mm |
・・・ |
・・・ |
0.05 |
|
◆表−1のデータは、RRDB−3型機による連続1000時間の実証実験データである。開始後10分間の温度上昇では仮説のとおり回転速度に比例した数値を示した。
◆結果:ディスクの温度上昇は同じブレーキ力、制御トルクの場合、摩擦境界面の回転速度に比例することが実証された。
◆尚、総合的な熱的性質の影響で、テスト開始から3時間後の温度上昇は変化が止まり、同じ数値(58℃)を示した。(発熱=放熱の現象) |
|
ページのトップに戻る↑ |
|
|