新概念技術と開発効果


◆新概念技術
 ディスクブレーキの制動トルクが働く摩擦境界面の回転速度を小さくして、温度上昇を大幅に低減する新概念技術です。

◆開発効果

 実用化されると「超高速走行時のディスク温度上昇」が従来型の1/2、1/3、・・・以下に制御できることが実証されている。

@超高速走行時の常用ブレーキ、緊急ブレーキの使用が可能となり、優れたフェード現象防止効果を発揮する。


Aジャンボジェット機の小型軽量化(逆噴射装置不要化)と大きな省エネ効果・総合的経済効果を発揮する。

B熱影響部品の疲労破壊防止効果、等、優れた安全性・耐久性を発揮する。

C減速時の「燃料停止技術、ABS技術等、総合的安全システム」との相乗効果で優れた省エネ、CO2削減効果を発揮する。



■RRDB-3型実験モデルの仕様

<テスト内容>
各種設定値に対するRRDB型と従来のブレーキの熱的性質について比較し、概念実証を行う。



◆駆動モーター 750W
◆減速機  15:1
◆トルクセンサー  50Nm(最大)
◆アクチュエーター 100W
◆温度センサー KEYENCE NR550
◆ディスク外形寸法 119・170・10(mm)
◆摩擦境界面  油浴潤滑

 <設定値>
駆動軸の回転数 1〜200rpm
出力軸の相対回転数 1.2〜24rpm
出力軸の直結回転数 11.5〜230rpm
出力軸負荷トルク 1.0〜15.0Nm
摩擦係数 0.1

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■ 新技術概念


■ 作動原理

■ 概念実証

■ 従来技術との比較

■ 実用化の基礎資料


■ 実用化の基本設計

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